未経験転職のコツ~書類編~
はじめに
転職・就職で最初の関門は「書類選考」です。
書類が通らなければ、面接にすら進めません。
未経験転職だと、書類選考が非常に難関です。
経歴だけを見られて落とされることも多いです。
とりあえず、書類さえ通ってしまえばこっちのもの!!
書類が通過するという事は、未経験であることは許されている可能性が高いので、一番大きい山を越えたようなものです。
そのくらい書類が重要なので、力を入れて書類を作成しましょう。
書類選考を通過するために私が意識して行ったことが10コあります。
書類選考通過のために行った10の秘訣
ここからは具体的に書類で通過するために行ったことをお話していきます。
①履歴書の志望動機は企業ごとに考える
企業ごとに志望動機を考えるのは労力が必要な分、その企業の特徴を踏まえた志望動機を書くとやはり熱意が伝わりやすく書類通過の確率も高まります。
業界ごとにどの企業でも伝わりそうな志望動機を考えて使いまわした方が楽ですが、その企業に行きたい気持ちがあるならば、やはりその企業の志望動機を考えたほうが良いです。
②履歴書に資格が書けると強い
実際に転職活動をする中で、採用する企業側は資格をよく見ていることが分かりました。
未経験で、志望する業界に全く関係なくても、前職で頑張っていたことを評価してもらう一つの材料になるので、資格は持っておくに越したことはありません。
また、関係ないと思って書かないとめちゃくちゃもったいないので、持っている資格は必ず忘れずに記載してください!
③職務経歴書は詳しく書きすぎない
職務経歴書に「活かせる経験・知識・技術」どを書くことがあります。
他の人と比べて秀でた経験や技術があれば詳細に書いた方が良いですが、そうではない場合細かく書いてしまうと「この人、これはできないのかな?」と逆に思われてしまう可能性があります。ここは、やんわり書いて濁すくらいで良いです。(特にMOSスキルなど)
④自己PRは職種ごとに考える
職種によってPRとなる内容が変わってきます。
まず、前職の自分の強みを書き出してみてください。
応募したい企業の募集要項に~な方歓迎と書いてあることがよくあります。
歓迎要項と自己PRで一致するものを選ぶと、企業側が欲している人材とマッチしていると思ってもらえる可能性が高まります。
⑤自己PRはなるべく数字で表現する
なるべく数字で表現してください!!
これめっちゃ重要です。
これをするかしないかで、今後の面接の合否も変わってくるので必ず、最低1つは入れてください!!!
営業をしていた方は、簡単だと思います。
問題は営業職以外の方ですね。
なんとか生み出してください(笑)
(多少話を盛っても構いません)
私は歯科衛生士で、数字を意識して働いたことが全然なかったのでここが一番悩みました。。。
具体的に私がどんなことを書いたかというと・・・
・担当患者数
・自費診療の訴求患者数
などです。
⑥自己PRで多少の嘘はありだが真実を交えるのがポイント
自己PRは、話を盛ったり多少の嘘をつくのはアリなのではないかと思います。
ただ、もしそうするのであれば必ず事実をもとにした嘘にしてください。
本当の実績は100万円だけれど150万円に盛る。
先輩の実績を話す。
など
※ただ、実績話は必ず面接で突っ込まれるので、なるべく嘘は書かない方が良いです。
⑦chatGPTを活用する
まるで人間と会話しているような自然な会話ができるAIサービスです。
書類の添削を行うことができます。
よりよい表現が見つかる可能性もあるので、使えるものは全て使っていきましょう!!!(※無料です)
⑧エージェントに書類を添削してもらう
エージェントとは
企業と求職者を仲介する人です。
企業側が採用のためにお金を支払っているので、求職者は無料で利用できます。
無料なのであれば利用しない手はありません!
※ただエージェントを利用する際に気をつけるポイントがあります。
違う記事でも書きますが、
⑨大手のエージェントだけで戦うのは辞める
大手のエージェント経由のみで応募しまくるのは良くありません。
私はそれで失敗しました泣
「大手のエージェントを利用する求職者はどんな特徴があると思いますか?」
答えは
「とにかく色んな人がいます」
つまり、
『経験者で実務経験が長い人も多くいる』という事です。
いくら未経験歓迎と書かれていても、経験者と比較されてしまったら勝ち目がありません。その分書類選考率ががく落ちします。
そもそも、エージェントの方でまず選考をしているのでそこで落とされている可能性も高いです。
これは、企業にとって最適な求職者を面接に進ませることで、その人材紹介会社の評価が高くなり今後も取引が続く可能性が高くなるから、です。
世知辛いゼ、、、
⑩志望度合いが高い場合は企業のHPの採用情報から応募する
⑨でも説明しましたが、エージェント経由だと書類がなかなか通りません。
実際、企業のHPから応募すると通りやすい感覚はありました。
エージェント経由で採用するより採用単価が圧倒的に抑えられるので、積極的に採用したいと思ってもらえるのでは?と思っていました。
まとめ
①志望動機は企業ごとに考える
②資格が書けると強い
③職務経歴書は詳しく書きすぎない
④自己PRは職種ごとに考える
⑤自己PRはなるべく数字で表現する
⑥自己PRは、事実と嘘を混在させると良い
⑦chatGPTを活用する
⑧エージェントに書類を添削してもらう
⑨大手のエージェントだけで戦うのは辞める
⑩志望度合いが高い場合は企業のHPの採用情報から応募する
それでも書類がほとんど通らない場合
言われたことをちゃんとやったけど、
書類が全然通らない。。。
こんな時は、
(できるだけ多く)
↓
②いくつか通る(通らない場合は数を増やす)
↓
③自分の前職の経験を受け入れてくれる企業や業界の特徴が見える。
↓
④③に焦点を当ててひたすら書類を送りまくるだけ!
未経験転職の心得
これだけは気をつけてください!
必須事項をよく見る
無謀な業界、職種は諦めなければいけないこともあります。
例えば、必須事項に法人営業経験2年以上と書いてあるのに、未経験で応募しても通るはずがありません。
未経験転職の場合、書類でめちゃくちゃ落ちる
私がどのくらい書類で落ちたかなど、詳しいことはまたブログにしようと思いますが、正直落ちまくってめっちゃ萎えていました。
気をつけたほうがいいのは、これで一喜一憂してはいけないという事です。私は分かってはいても一喜一憂してしまい、お見送りメールが来るたびに悲しんでいました。
ただ、今思うと本当に時間の無駄です。
悲しむ時間があるのなら、その時間で行きたいと思う会社を探したり、書類を送った方が良いです!
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